8月30日の総選挙では、民主党が圧勝する勢いであるのは周知の通り。私は以前から最近の相場が05年の9.11選挙の時の相場パターンに近いと指摘してきた。では、05年の選挙前1週間、および選挙後1週間の相場はどうだったのか。
05年の選挙前1週間の株価は、1万2600円から選挙直前が1万2692円と、やや強含みといった程度。選挙直後は200円高でスタートし、その6営業日目には1万3148円と2週間前から約550円上げている。
ちなみに、05年は8月8日の郵政解散の時が1万1614円の安値をつけた。そして9.11の選挙から1カ月後には1万3738円まで上げたから、約2割上げたことになる。今回も似たパターンになると予測されるから、やはり9月には1万1000円台をつけに行くだろう。
銘柄としては、引き続き出遅れの日立、三菱重工に注目。LED関連の大穴株としてサムコ(6387)も面白そうだ。